ロードバイク初心者の初ブルべを全力でサポートした話(準備編)
ロードバイク初心者の初ブルべを全力でサポートした話(往路編)
ロードバイク初心者の友人とブルべに参加した話の3回目。
参加したブルべはBRM904近畿200km姫路。姫路から城崎までを往復するコース。
1回目は準備編。2回目はスタートから城崎温泉駅までの復路の話を。
友人は日本語が話せない(話さない?)ドクターな彼。
折り返し地点の城崎温泉駅には制限時間より1時間早く到着。
彼と相談して、お店にはいってお昼ご飯をとらずに、1時間ぐらいの走行ごとに休憩をとることにした。
復路(城崎から姫路へ)は、向かい風で生野での登りも往路(姫路から城崎へ)よりもすこしキツイ。
城崎温泉駅を出発して川沿いの道へ出ると、予想通り向かい風が吹いていた。
スピードはたいして出てないが、少しがんばってしばらく進んで、後ろを見てみると、彼がちぎれてる。
思ったより疲れているようだ。
パワーメーターを見ながら彼がちぎれないようにペーシング。
2回ほどの休憩をとって登りが始まる前の道の駅に寄った。
ここでゴールに向けての作戦会議。コマ図を見せながら作戦を説明した。
まず、ゴールPCのコンビニまでのこり約40km。
制限時間まで約30分早い。(向かい風でペースダウンして余裕が30分減ってる)
たぶん、生野峠を越えるころには時間の余裕がなくなってる。
生野峠を越えたら姫路まで下りなのでペースをあげる。
この作戦に彼も納得してくれたようだった。
そして、いよいよ生野峠へ。
登りでは彼のペースにまかせて、私は彼の後ろを走った。
彼の様子がかなりキツそうで大丈夫かなと思ってたら、とうとう足つきで止まってしまった。
2回ほど足つきをしてなんとか峠のてっぺんへ。
ここでしばらく休憩。休憩していると城崎で出会った20代のグループが通った。
20代グループは6時スタートなので、制限時間に間に合うかギリギリっぽい。
休憩を終えて再スタート。ここからが勝負の時間。
彼がちぎれないスピードで下っていく。
さっき抜かれた20代グループが見えてきたけど、信号につかまってしまった。
信号待ちしてたら彼が、「good chase」と。
下りは楽しかったようだ。
平地になっても彼がちぎれないようにペースをあげていく。
日も暮れて涼しくなって走りやすかった。
そして、20代グループを追い抜いて、ついにゴールPCへ到着。
30分ほどの余裕を保ってゴールできた。
ゴールPCのコンビニで買い物を済ませて店外で休憩してたら、
彼が、「my knee is shaking」と。
「もう膝がガクガク」って感じかな?
ゴール受付場所まで9kmほど距離があるが、もうゴールしているのでゆっくりと向かった。
無事、ゴール受付をすませて、彼も私も200kmブルべを認定完走。
ということで、友人が200km走りきるためのペーシングを全力サポートしたという話。
そして、パワーメーターがめちゃくちゃ役にたった。