2022年11月26日土曜日

ヘッドのベアリングが取れなくて困った話

 フォークコラムとフレームをつなぐ?はめる?ところをヘッドっていうのはどうしてなんでしょう?今回はこのヘッドの話です。

ここにはハンドルがスムーズに操作できるようにベアリングがはまってます。
テーパー形状の特殊なベアリングです。
このベアリングが大変なことになっていました。そして、フレームから外れない事態に。
新しいベアリングが入れられません?!

写真をみながら説明していきます。
まずはベアリングの状態です。
錆がひどくて、フレームからはずそうとしたらバラけてしまいました。
上側の輪っか、ボールのはまった輪っか、シールの輪っか、がはずれています。
下側の輪っかはフレームに残ったままです。

フレームに残った下側の輪っか。錆のせいかまったくはずれる気配がありません。
下側から叩きだそうにも叩けるところがなくてお手上げです。
仕事中もこれをどうやって外そうか考えてばかりでした。


考えついた手段は、フレームに残った輪っかを切断してはずす、でした。
ということで、写真のような工具を用意しました。
充電式のミニルーターです。先端工具も色々なものがセットになってました。


慎重にミニルーターで輪っかを削っていきました。
どうしてもフレームをすこし削ってしまいましたが、なんとか輪っかの切断に成功しました。


輪っかが切断されたら、あっけなくフレームから外れました。
とにかく錆だらけ。


フレームの少し削ってしまったところは瞬間接着剤で補修しました。
接着剤が乾いたら紙やすりで軽くこすって錆を落として、新しいベアリングが無事にはいりました。

ヘッドまわりは汗やドリンクの飲みこぼしなどで汚れやすいですよね。
年一回は分解清掃したいところです。
しかし、油圧ディスクブレーキはフォーク内部にホースが通っているので、フレームからフォークが抜けないですよね。
こういう点は油圧ディスクの面倒なところです。






2022年11月19日土曜日

キャニオンエアロードのハンドル交換の話

 タイトルの「~のはなし」を「~の話」に変えてみました。ひらがなから漢字に。
そして、このブログは週一回、週末に更新しています。できるだけ週一更新を続けていきたいです。
 今回の話題はハンドル交換です。私が乗ってるキャニオン エアロードの専用ステム一体型ハンドルから、一般的なアルミ製ハンドルに交換しました。
交換作業は難しいものではないのですが、キャニオンに関しては注意点があります。

トピックをわけて書いていきます。
  • キャニオンバイクの特徴
  • 準備したパーツ
  • ハンドル交換の理由

キャニオンバイクの特徴

フォークコラム径が1 1/4インチ ずばり、これがキャニオンバイクの特徴です。ロードバイクのシリーズ、エアロード、アルティメット、エンデュレースどれもこのコラム径になってます。他ブランドは1 1/8インチがほとんどです。つまり、一般的に販売されているステムが使えません。ステムだけじゃなくコラムスペーサーやコラムのキャップ、ヘッドベアリングのカバーと細かいパーツも一般的なものは使えません。ここは素直にキャニオンのサイトで注文しました。

準備したパーツ

パーツをリストアップ
  • Canyon GP0193-01 Changing Kit Cockpit to Handlebar
  • Canyon V13 Stem
  • Canyon Gp7172-01 Headset Kit
  • シマノPRO LT コンパクトハンドルバー 380mm
  • Profile Design Sonic Ergo 45/25a
  • OGKカブト バーテープ BT-04
  • ノーブランド ブレーキホース BH90適合
  • レックマウント type-19 両持ちナロータイプ
 あとはシマノプロのコラムスペーサー。以前乗ってたアルティメットで使ってたものです。

ハンドル交換の理由

標準装備のエアロハンドルはカーボンで見た目もよくて使ってて問題ないのですが、ハンドル上部の形状が丸くないのでライト類の取り付けに困ってました。
400kブルべではライトが2つ必要なので無理やり取り付けました。
それと今後も400kや600kのブルべに挑戦したいので、DHバーが欲しいなと思ってました。
エアロハンドルでは取り付けられるDHバーが無かったので、ふつーのハンドルに変えてDHバーを取り付ける作戦でいきました。

あと、ヘッドベアリングがそろそろ交換しないといけない状態でしたので、ベアリングを交換するのに合わせてハンドルも交換作業しました。
このベアリング交換には、かなりてこずりましたので、次回ぐらいで書きたいと思います。

















キャニオンのサイトからの画像です。ステムとチェンジングキットとヘッドセットキットです。チェンジングキットのアンカーボルト?(コラムの中にいれるやつ)はもともとついてたものが取れなくて、それを使ってます。新しく買ったものと同じみたいでした。

ちなみにキャニオンサイトでの買い物は、1週間ぐらいで届きます。送料はかかりますがデリバリーのシステムは素晴らしいです。自分のバイクのシリアルナンバーでスペアパーツの検索もできますよ。



2022年11月12日土曜日

エアロードをカスタマイズしたはなし

 先日壊れてしまったR8050アルテグラDi2のリアディレーラーを交換しました。
なかなかの出費でしたよ。
新調したリアディレーラーはGRX815シリーズのRD-RX815(Di2)です。
シマノのE-TUBE互換表を検索すると使用できる組み合わせが確認できます。

34Tまで対応しているのでスプロケットも11-34Tに替えました。
前は11-30Tでしたけど、チェーンの長さはそのままでなんとかいけました。
でも、もう1リンク足した方がよさそうです。







ユニットが認識されているかチェックです。
ワイヤレスユニットが壊れてないか心配でしたが大丈夫そうです。









さっそく、アップデートしてますよ。












基本、シンクロシフトで使ってます。シンクロのポイントはデフォルトのままでいきました。










ハンドルまわりを大幅に変更しました。
ロングライドのためにDHバーをつけました。
DHバーをつけるために、ハンドルを専用のエアロハンドルから通常形状のアルミハンドルに替えました。
アルミハンドルを取り付けるために、ヘッドパーツを交換してステムをつけました。
と、DHバーつけるためにハンドルまわり全交換って感じでした。


スペーサーはこんな感じです。
写真わかりにくいですけど、まあまあイイ感じじゃないですか?












次回、詳細なパーツリストを書き出してみようと思います。

2022年11月5日土曜日

リアディレーラーが壊れたはなし

 ブログの文体を変えようと思います。いわゆる、「です、ます調」で書いていきます。

さて、タイトル通りリアディレーラーが壊れてしまいました。しかも、グループライドで山に登っているときにです。壊れた時の様子と、どう対処したかに分けて書きたいと思います。


リアディレーラーが壊れたときの様子

兵庫県神河町の峰山高原へのグループライドでした。登りがはじまると登坂力のある元気組と、ゆっくり登る組みに自然と分かれました。私はゆっくり登る組。登りが進むにつれてギアもどんどん軽い方を使っていきます。もちろん、インナーローまでしっかり使います。いや、使わないと登れませんよ。

ということで、軽い方へギアチェンジしたときに、ダダダと一番重いギアまで落ちていきました。何回かギアチェンジしましたが、トップまで落ちてしまいます。
自転車をとめて確認できる範囲で配線を見ましたが問題はなさそうです。
リアディレーラーはR8050のアルテグラdi2です。
何回か操作していると、モーターの作動音は聞こえますが、ディレーラーが動かなくなりました。
こうなるともうお手上げです。
これ以上登れないので、山を下りてランチ休憩を予定しているお店で再合流することにしました。

対処したこと

無事、メンバーとランチ予定のお店で合流できて、いっしょにお昼ご飯をたべました。
ここから帰路につくのですが、距離は35kmほど、まあまあの峠が1つを越えていきます。
お店を出てまずは、ディレーラーが本当に壊れているのかチェックしました。シマノのdi2を使ってる方のケーブルを私のリアディレーラーにつないで操作をしてもらいます。
やっぱりモーター音をするが変速の動作がおかしいです。軽い方のギアで止まらず、ばねに引っ張られてトップに戻ってます。
リアディレーラーの損傷が決定しましたが、トップギアのままじゃツラすぎるので、ハイ側の調整ボルトを締めこんでいけるとこまで軽い方に動かしました。重い方から4枚目ぐらいまで軽くなりました。
あとは、フロントディレーラーでアウターとインナーを変速させて走る。
弱虫ペダル小野田くんのママチャリ状態です。
2x11=22速から2x1=2速です。
このギアリングでなんとか帰れました。まあまあの峠の登りは、オール立ちこぎでしたけど。

壊れた原因を考えてみる


分解して中を見たいところですが、特殊なねじが使ってあって面倒です。
おぼえてる限りでは3回ほどリアディレーラーをぶつけています。乗車中の転倒2回、立てかけてて転倒1回。ディレーラーにけっこうなキズがついてます。


モーターケース?に少し隙間ができてます。中の部品が壊れて押してるのかな?

使用期間と距離は、2年ちょっとで22000km。壊れるほどの距離ではないかなと思いますけど。やはり、転倒でぶつけたダメージがあったのかな?
いずれにせよ、修理できないので買い替えですね。


600kmブルべに挑戦したはなし(2)

 600kmブルべにチャレンジしました。 前半の途中からゴールまでの話です。 前半は大山を超えていきました。 大山の登りはまっすぐで気分的につらかったですね。 勾配の変化も少なかったですし。 天気は雨が降ったりやんだりで景色は良くなかったです。残念。 米子市を過ぎて島根県に入りま...